青森松原教会ホームページ

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01月

エルヴィス・プレスリーとゴスペル

新年も2週間以上過ぎました。新年に聴いた、大好きなCDのことを書きます。そのCDのタイトルは『エルヴィス アルティメット ゴスペル』。エルヴィス・プレスリーお好きですか?“知らな~い、それって昔の人でしょ?”或いは“ファンよ”という方もおられるでしょうね。40年ほど前に、42歳で突然亡くなったアメリカのロックンロール歌手。長いもみ上げ、派手なジャンプスーツ、身体をくねらして歌う人気絶大の歌手でした。しかしエルヴィスが憧れ、なりたかったのはゴスペル歌手だったということはあまり知られていないと思います。エルヴィスは9歳で洗礼を受け、家族とともに赤ちゃんの時から教会に通い、聖歌隊としても歌っていました。黒人が多い教会でした。のちに「一緒に育ったものといえばゴスペル以上にありません。ゴスペルは自分の体の一部です」と述べています。CDでは、教会員には馴染みの讃美歌、「輝く日を仰ぐとき」、「くすしき恵み・アメイジンググレイス」も歌われています。私の好きな一曲に“REACH OUT TO JESUS ”があります。歌詞の要約:“あなたのその荷は重くないですか?疲れ果ててしまうことはありませんか?主の御名によって求めるなら主イエスが助けに来てくださいます。心挫けそうになった時は思い出してください。主イエスに向かって手を差し伸べるのです。そうすれば、主があなたに向かって手を差し伸べてくださいます”

あなたも聴いてみてください。心に沁みる歌ばかりです。

(S)

平安はあなたに~信仰による大安心~

11月22日(日)青森松原教会では小堀康彦牧師〈富山鹿島町教会〉をお招きして、特別伝道礼拝を行った。上記の説教課題で聖書の箇所はマタイによる福音書14章22節~33節を用い説教をなさった。

その物語の中でイエスさまは、湖の上で嵐に会い、逆風のため波に悩まされていた弟子たちの船の方へと湖の上を歩いておられた。それを見て「幽霊だ」と言って恐怖の余り叫び声をあげた弟子たちに「私だ。安心しなさい。」と言われた。これは聖書にある重大な一句である。

イエスさまは「私だ。私が神だ。その私がここにいる。私があなた達を守ってあげるから、恐れることは何もないのだ。」と。ペトロ(弟子の一人)はイエスさまに「水の上を歩いてそちらに行かせて下さい。」と言うと、イエスさまが「来なさい。」と言われたので、ペテロは水の上をイエスさまの方へと進んだ。しかし、イエスさまから目をそらすと、すぐに恐くなり、沈みかけ「主よ、助けて下さい。」 と叫んだ。イエスさまはすぐに手を伸ばして捕まえ「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか。」と言われた。

ペトロはここで失敗したか?しかし物語の結末は、ペトロが水の上のイエスさまのところに行けたのか?ではない。それは他の(ペトロ以外の)弟子たちが「本当にあなたは神の子です。」と、イエスさま(神)への信仰を告白したことである。

たとえ、どういう風になっても「イエスさま、助けて下さい。」と必死に祈ると、私たち溺れない。ペトロは水の上に一歩踏み出した。これが信仰だ。しかし、私たちはその一歩を踏み出さない。ペトロの信仰は大したものである。

次に「ある教会員の事業経営が困難に陥った時」の例を話された。金策に悩み、相談を受けたが余りにも多額で何とも出来ない状態であった。その人は「先生、ただ祈ってください。」と願った。その後、半年以上苦しんだが、ようやく出資者(知人)が見つかり、見通しがついたとの事。

人生には八方塞がりの時があるが「イエスさま、助けてください。」と必死に祈ると、必ず道が開ける。神さまは思っても見なかった道を与え、導いてくださる。イエスさまのみ名をほめたたえる信仰者に、又、キリスト者の人生に失敗はない。

主をほめたたえる者には喜びがある。

私たちは、失敗する時があるが、少しも恐れることはない。「イエスさま助けて下さい。」必死に、と叫べば良い。イエスさまは私たちを捕えてくださる。

「神さまと共に歩む。」

そこに私共の平安がある。それは神さまがあたえてくださる。

私は小堀先生のメッセージ(説教)を聞いて、先生の尊い経験の中から得られた信仰の確信を私たちに伝えてくださったと感じました。これからも、日々の生活において信仰の戦いがたくさん起こってくると思いますが、どんなことがあっても「イエスさま助けて下さい。」と真剣に祈りながら、イエスさまに従ってブドウの木のように、イエスさまにつながって歩んで行きたいと思っています。

(E)

惑わされないように気をつけなさい

明けましておめでとうございます。青森は驚くほど雪が少なく、穏やかな日々を過ごしています。

さて、新年礼拝の今日は、『ルカによる福音書21章 終末の徴(しるし)』について、大澤牧師がお話をされました。この章で、イエスは『惑わされないように気をつけなさい。』と言っています。

実生活で、私は惑わされることがよくあります。それは自分自身が絶えず揺らいでいるからです。だから、何かを始めようとするときには、勇気が要ります。でも、いつも勇気を持って進む力を私は持っていません。

私は、勇気がなくても進むことができる『確信』を持ちたいのです。私が常に探している道、確信を持って揺らぐことなく進むことができる道を神が示してくださるなら、その声を聞き逃さないように、その道を見逃さないように、その力を感じられるようにしたい。

新しい年を迎えて、そのための備えをしておきたいと思います。

(YN)